定年

2021年10月に役員から、ちょっといいと内線があり、20分程世間話をし
「で、何でしょうか私に」と言った時、役員から「来年の4月で60才になるよね、それでどうするか?本人の意思確認をしとこうと思って」と本題を切り出されました。ああそうか私も定年になるのかと漠然と考えていましたが、時は確実に歩んでいました。
当時、娘の結婚式を11月に控えた私は、定年の事は、なんとなく先だと考えていました。

「すいません私は定年後はどんな役割で、どんな事をするのでしょうか」
「同じ部で同じ仕事、立場は嘱託で給与は社内規定通り、立場は部長からシニアアドバイザーという名前になると思います、詳しくは2023年1月に総務部から連絡が行きます」
「わざわざ半年前にお呼びたていただきありがとうございます。娘の結婚式の件で定年の事あまり考えていませんでした、まさか自分が定年とは」
そして総務部に呼ばれる数週間前に、もう一度、役員と会い、シニアアドバイザーでどんなことをと言った時、「今迄と同じだよ、同じ立場だよ、他に誰がやれるんだよ、役職は部長、立場も部長、給料が下がるだけ、ボーナスも無し」と半ば逆切れされる様子で話されました。
「えー同じことして給料が4割ダウン~」
そして総務部が事務的に書類関係の説明をしてくれました。すこし特殊な例みたいですが立場が同じで給与が下がることは間違いないと確認できました。
人生100年時代と言われ、働き方改革と叫ばれて数年経ち、3年以上に及ぶコロナ禍での経済活動でリーモートやら在宅やらで必然的に働き方が変わりましたが、WEBで便利になった反面、人間関係は薄口になったように感じます。
そして60才を迎えるにあたり、日々の気持ちを書き残したい、また定年後の歩みも書き残したいと、少しモヤモヤした所で、この、はてなブログに記したのが最初のとっかかりでした、初投稿は2021年5月ですが、かなりお休みして2022年12月より、嘱託も慣れてきたので、思いを記したいと考え再ブログを開始しはじめました。
2022年もまもなく終えようとしています。2023年からは継続してブログを記して行きたいと考えています。